ばな〜っす  

■科学忍者隊ガッチャマン

アニメに登場する建物を3D化してみました。


健の小屋 ジョーのトレーラーハウス

健の小屋 飛行場
健の小屋と呼ばれている自宅です。
自宅と言うには少し・・・なんですが、3Dで汚す壊すと言う作業はちょっと無理なので仕上がりは綺麗です(笑)
ここは赤親父、つまりレッドインパルスの隊長が以前経営していた飛行場なのですが、父親が行方不明になり、健が独り立ちした際に住むようになった事務所な訳です。






この3D絵はのイルミネーションは、『給料あげろ! この野郎!』 と明滅しているらしい・・・(笑)
Reeのぱろでぃフィクに登場した一枚です。
これのおかげで南部君が駆けつけて切れたという・・・(^^;)
その後、客がはけた遊園地でサバイバルゲームを始めた南部君とレッドインパルスと諸君達。と言うフィクションでした(^^;)

まぁいろいろ遊ばせて頂きました〜
内部の間取りに付きましては、もう一度検証し直して制作したいと思います。
それまで暫く待ってね〜♪


さて、健ちゃんと言えば、オケラの代表の様に言われてますが、何故健ちゃんは貧乏なんでしょう? 忍者隊の給料は薄給なのね・・・可哀想に・・・(笑)
これについて、Reeの勝手な解釈によりオケラ事情を説明させていただきます(笑)

独り立ち出来るようになった科学忍者隊諸君。
ジョーは移動が容易なトレーラーハウスを購入します。多分自前でしょう
内装も余り良くないように見えるので、中古を購入したと考えるべきかな? ジョーごめんね(^^;)

ジュンと甚平はスナックを経営しているので店舗付住宅ですが、持ち家とは限りません。みなしごだった訳だから、遺産相続と言う訳でも無いでしょう。未成年者が購入するのもおかしいので、ここはやっぱり賃貸だと考えるべきかと。南部博士の個人的な持ち物とすると、簡単にジュン達との繋がりが明らかになります。ISOの持ち物とするならば、監査が入った時点で、私的流用とか言われちゃうと思います。ここは、別の知り合いの名義で賃貸してると考えた方が妥当でしょう。
賃料は、スナックの経営で賄っている・・・かも? 金払いの悪い客も多いので、赤字かも知れないけど・・・(^^;)

リュウは、ヨットハーバーの管理人で住居としても使っています。このヨットハーバーがリュウの持ち物だとしたら、しょっちゅうスクランブルで呼び出されるので、経営が成り立ちません。誰か雇わないとね。しかもあんまり流行って無さそう・・・(^^;) このヨットハーバーは南部財団経営で、リュウは雇われの身と言うのが妥当かと。リュウが居ないときには誰かを雇えばいいし、元々身を隠す為にリュウに与えているのなら、客が来なくてもOK。極たまに来客があったときはリュウの小遣いになると言うぐらいかな・・・(^^;)

さて、健の場合は、父親の残した遺産な訳です。父親は生きてますが、一応死んだことになってるので、この財産は、健の母親と健の物になってるはず。母親が亡くなったので、健の物になる予定でしょう。母親が無くなった時点で健名義に遺産相続しても良かったんだが、何せ鷲尾健太郎はこの時点では生きている。ギャラクターを倒した後は、鷲尾健太郎の戸籍を戻すつもりだったと思われるので、財産手続きしていないと思われる。それに、健の後見人が南部博士だと明らかにわかってしまうのは、やはり危ないだろうし・・・
って事で、この飛行場は相続手続きが行われないまま、宙ぶらりんになっていたと思われる。

かくして、諸君達は独り立ちする日がやって来た。
南部博士「諸君達の住居をそれぞれ用意した。ジョーの欲しがっていたトレーラーハウスは購入済みだ。ジュンと甚平は同居だったね。希望通り、店舗付住宅を知人名義でレンタルしている。リュウは、漁師という訳にはいかないのでね、南部財団が経営するヨットハーバーを提供しよう」
健「博士、俺は?」
南部博士「君は、父親の遺産である飛行場が有る。そこでいいだろう?」
健「え? お父さんの遺産? そんなのがあったのですか!」
 感激に健の肩は震える。
甚平「アニキはいいよな。親が居たんだから・・・」
 甚平は羨ましそうに健を眺めた。少し、申し訳なく項垂れる健。
南部博士「イニシャルコストは私が負担しているが、ランニングコストは自分たちで何とかしたまえ」
諸君「らぢゃ!」
南部博士「引っ越し費用は、私が用意しよう。わかっているだろうが、合い見積もりは必須だぞ。手続きを始めたまえ」
諸君「らぢゃ☆」
 と言うわけで、合い見積もりを取って、南部君にはんこを貰って各自引っ越しをする事に・・・

健「ここが、お父さんが経営していた飛行場か・・・」
 滑走路に佇み感激に涙する健だった。
健「しかし、使ってなかったから雑草が凄い・・・まずは除草剤の散布からだ」
 健が事務所のドアを見ると貼り紙がしてあった。
 ――差し押さえ――  え?
 健は絶句した。
 そこへ、一人の男がやって来た。
男「ここの飛行場は君の持ち物かね?」
健「はい! お父さんの飛行場だったんです!」
 健は大声で嬉しそうに応えた。
男「良かった・・・相続手続きが行われていないので、固定資産税が滞納になってるんですよ・・・そろそろ競売に出されるところでしたよ。いやぁ良かったですねぇ」
健「え?」
 感無量だった健の顔は一瞬固まった。
健「あの・・・幾らたまってんですか?」
 男に差し出された督促状を見て、健はあんぐり・・・
男「払えないなら、競売にかけるけど、どうする?」
健「払います! 払いますから・・・」
男「じゃ、この口座に振り込んでくれる?」
健「・・・月賦にして下さい・・・」
男「仕方がないね・・・まぁ支払う意志が有るなら、競売にはかけないから・・・いや、良かったねぇ 間に合って」
 男はにっこりと微笑み、健に振り込み通知書を渡した。
健「給料の前借り、頼めるかな・・・」
 ガックリと肩を落とす健だった。

健「は・博士・・・ あのですね・・・」

南部博士「なんだね?」
 南部博士の眼鏡が光る。
 健は、言葉に詰まる・・・ 結局何とか頼み込み、給料の前借りで溜まりに溜まった固定資産税一カ月分を支払った。

 健は滑走路を眺め、溜息を付いた。
健「除草しなきゃ・・・」
 健は、セスナに除草剤を仕込み、空中から散布した。
 滑走路の草は枯れたが、都会の真ん中の滑走路・・・回りの民家の庭木も枯れた。賠償金が発生し、またも溜息を吐く健。月賦でお願いしますと頭を下げた。
 これでは給料では食べていけない。健はアルバイト精を出す。が、スクランブル発進で、アルバイトは直ぐに首になる。
 そして半年後・・・滑走路はまたも雑草だらけ。ひろーい滑走路。除草剤も馬鹿になりません。またも出費の健ちゃん。
健「そうだ! G2号機で散布すれば!」
 ジョーを誤魔化し、G2号機で散布する。が、車が汚れたとジョーに喚かれ、半分も除草出来なかった。
健「くそぉ! じゃぁ甚平のバギーで・・・」
 甚平にバギーを借りようと声を掛けると、甚平は何も言わずに手の平を出した。ツケを払えば、貸してやると言われ、怒鳴り声をあげて退散した。
 健は仕方なく、一人、除草剤を黙々と散布する。毎度毎度、強い除草剤を散布するから、草も耐性が付き、中々枯れません。
 草刈り器で一生懸命滑走路のお掃除する健ちゃん・・・あぁ痛ましい・・・(>_<)
 スクランブルがなり、草刈り器を放り出したまま、任務に向かう健ちゃん。数週間後、漸く我が家に帰ってきたら、草刈り器は雨晒しで錆び付き、使い物になりません。またも出費の健ちゃん。
健「くそぉ! こうなったら舗装するしかない!」
 そして業者に見積をとってあんぐり・・・
健「こうなったら博士に掛け合って、舗装費用出して貰う!」
 意気揚々と乗り込んだ健ちゃん・・・
 南部博士の視線が痛い・・・
 あ・・う・・・ 言葉に詰まる健ちゃん。ガックリと肩の力を落としてスナックジュンへ向かう。今日の食事のためだ。
甚平「アニキ、いつになったらツケを払ってくれるんだい?」
 年下の癖に、態度のでかいヤツだとブツブツ言いつつ健は、顔を背ける。
ジュン「健はいいわね・・・自分の家があるから・・・私達はここの家賃を払わないと・・・だから、ツケをちゃんと払ってよね」
 耳が痛い・・・ 健は隙を見て逃げ出した。
 除草の仕事がたまっているから、アルバイトも満足に出来ない。
 健は夕日に輝く雑草まみれの滑走路を眺めて呟いた。
健「お父さん・・・どうして・・・どうして舗装しておいてくれなかったのですか・・・」
 健の願いはやっぱりそこか・・・ 夕日に向かって健は涙を零す・・・
 「給料あげてくれぇぇぇぇぇ〜」
 健の叫びは虚しく滑走路に消えた。

 健、オケラの理由・・・でした(*^_^*)